小学校に入学するとランドセルなどの通学バッグを使うようになります。
毎日使うものですが、帰宅後や夏休みなどの長いお休みの期間の置き場所についてはこんなことが気になりませんか?
- ランドセルの定位置としてランドセルラックはいるのか、いらないのか
- 他の収納家具で代用するのはどうなのか
- 買って後悔したり、失敗したと思いたくないのでおすすめのランドセル収納があれば知りたい
そこで、この記事では次の内容で解説します。
- 必ずしもランドセルラックはいらないが、収納の定位置になる場所は作る必要がある
- 他の用途にも使える収納家具で代用した方が後悔や失敗はしにくい
- おすすめのランドセルラックの代用品は次の3つ
- ikeaのキャスター付きワゴン「RÅSKOG ロースコグ」
- 無印良品の収納家具「スタッキングシェルフ」
- ニトリのカラーボックス「Nカラボ」
それぞれ、さらに詳しく解説します。
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ランドセルラックはいらない?
ランドセルラックという専門性の高いラックはいらないんです。
理由は次の通りです。
- 重いランドセルをランドセルラックの上に持ち上げるのは難しい
- ランドセルの中身の入れ替えがしにくい
- 細かな仕切りがあっても、その通りに片付けできないことが多い
- 子供が成長するので、高さなどが合わずだんだん使いにくくなる可能性がある
それぞれ解説します。
①重いランドセルをラックの上に持ち上げるのは難しい
ランドセルそのものは軽いもので約1kgですが、そこに教科書やタブレットなど入れると全体の重さは3kgを超えることが多いです。
これを大人サイズに換算すると、約18.9kgになるんです。
何年も問題視されている重すぎるランドセルを大人サイズに換算して再現した“大人ランドセル”。
伊藤忠「こどもの視展」より
その体感重量はなんと約18.9kg!
子供にとってそれほど重いものを、70cm〜90cm近くあるラックの上に乗せるのはちょっと大変です。
子供は重くて持ち上げられないので床に置くようになりますし、結局ランドセルラックを使わなくなってしまうことが考えられますよね。
特に体格が小さい低学年のうちはランドセルラックはいらないと考えられます。
②ランドセルの中身の入れ替えがしにくい
ランドセルラックの多くはラックの上にランドセルを横置きにします。
子供にもよりますが、この横置きの状態で中身の入れ替えはしにくいこともあります。
ランドセルを縦置きにしてふたを開けたまま教科書を入れ替えたり、宿題を出し入れしたりということが多いんです。
ラックの上に横置きにすることが多いランドセルラックは、あまり適していないと言えます。
③仕切りがあっても、その通りに片付けできないことが多い
ランドセルラックは仕切りも多く、置く場所がピシッと決まっていて片付けやすそうに見えます。
キレイ好き・片付け上手な小学生であれば問題ないかもしれませんが、多くの子はここという決まった場所に毎日必ず片付けるということが難しいです。
箱や大きめの引き出しにざっくり仕分けることは出来るので、あまり細かい仕分けはいらないんです。
細かく仕切ってしまうと、うまく片付けができないことにパパママの方がイライラしてしまう可能性すらあります。
成長に合わせて仕分けの細かさや収納のサイズなどを変更できる家具をランドセルラックにする方が、あとで後悔しないで済みます。
④子供が成長してだんだん使いにくくなる可能性がある
小学校に通う6年間で子供は大きく成長します。
6歳の平均身長 | 12歳の平均身長 | |
---|---|---|
男子 | 116.7cm | 152.9cm |
女子 | 115.8cm | 152.1cm |
低学年の頃はランドセルラックが大きく感じたり、ランドセルを持ち上げて乗せるには高すぎることも多いです。
逆に高学年まで成長すると今度は小さく感じたり、教科書や教材が増えて収納が足りないということもありますよね。
ランドセルラックは一時的な家具なので、他の使い方も出来る家具で代用できないかを考えた方が失敗が少ないんです。
ランドセルラック専用でない代用品でも大丈夫?
ランドセルラックという専用のものはいらないのですが、ランドセルや教科書などの教材を置いておく場所は必要です。
ランドセルラックは代用品でも大丈夫?という点では、代用品の方が失敗しにくいのでおすすめです。
ランドセルラックは小学生が使えるサイズに作られているのもあって、ずっと使う家具・収納ではありません。
大きくなれば収納が足りませんし、高さも低くて、ランドセルラックの下の方ほど使いにくくなります。
代用できる収納家具やワゴンなどの方が長く使えたり、使い方を変えることもできますよね。
ランドセルラックがどうしても欲しい、子供が欲しがっているということでなければ、代用できる収納家具やワゴンで十分なんです。
買って後悔しない・失敗しないランドセル収納3選
ランドセルラックの代用となる収納家具やワゴンを3つ紹介します。
- ikeaのキャスター付きワゴン「RÅSKOG ロースコグ」
- 無印良品の収納家具「スタッキングシェルフ」
- ニトリのカラーボックス「Nカラボ」
どれも大きくなってからも使い道があるので、買って後悔したり、失敗することが少ないものですよ。
①ikeaのキャスター付きワゴン「RÅSKOG ロースコグ」
育児してきた方なら一度は見たことがある、ikeaの有名なキャスター付きワゴン「ロースコグ」です。
このワゴンにランドセル以外にもハンカチやティッシュなど、朝の支度に必要なものをまとめておくと便利です。
また宿題をする時は、ワゴンごと移動することも可能ですし、片付けもワゴンに乗せて子供部屋やリビングの端などへ移動させればOK。
子供にとって簡単に片付けができるのが最大のメリットです。
最近ではこのikeaのロースコグにそっくりな商品も増えていて、中には高さを延長できるパーツがあるものもあります。
長く使うならこういった追加パーツで高さを変えられるものを選ぶのもおすすめです。
ランドセルラックとして使わなくなった後も、元々の用途であるキッチンワゴンとして使うことも可能です。
②無印良品の収納家具「スタッキングシェルフ」
無印良品の「スタッキングシェルフ」は使い方によって、縦に長い棚にも横に広い棚にもできる組み立て式の収納家具です。
幅が2種類あり、横や縦に追加していくことで収納スペースのアレンジができます。
最初は少しのパーツで簡単な作りにして、収納するものが増えてきたら追加で大きくすることも可能です。
中に置く引き出しやカゴも無印良品でピッタリのものが売っていますので、見た目の統一感も出てオシャレですよね。
ランドセルラックとして使わなくなったあとも、子供達が使う収納家具やリビングの家具として長く使えるのでおすすめです。
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③ニトリのカラーボックス「Nカラボ」
ニトリのカラーボックス「Nカラボ」でも代用は可能です。
今回紹介した中でも一番手頃な価格になっていて、パーツが豊富なので組み合わせ次第で色々なアレンジが可能です。
別売りのバッグハンガーもありますので、合わせて使うとさらに使いやすくなりそうです。
ランドセルラックとして使わなくなってからは、クローゼットの中など狭い場所の収納や本棚にすることもできますよ。
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ランドセルラックはいらない?まとめ
ランドセルラックはいるのかいらないのか、後悔・失敗しない代用品についてもまとめました。
- 必ずしもランドセルラックはいらないが、収納の定位置になる場所は作る必要がある
- 他の用途にも使える収納家具で代用した方が後悔や失敗はしにくい
- おすすめのランドセルラックの代用品は次の3つ
- ikeaのキャスター付きワゴン「RÅSKOG ロースコグ」
- 無印良品の収納家具「スタッキングシェルフ」
- ニトリのカラーボックス「Nカラボ」
ランドセルラックは使用期間も限られていて、小さな子には使いにくい面もあります。
子供が欲しがっていたり、どうしてもこのランドセルラックがいいということでなければ、いらないでしょう。
ですが、学校の道具や教科書をまとめておく場所は必要なので、ikeaや無印良品、ニトリの収納で代用するのがおすすめです。
いずれにしても、必要になってから準備しても十分間に合いますので、入学してから必要に合わせて買い揃えていきましょう。