クリスマスツリーは、クリスマスの時期にお部屋の雰囲気を一変させてくれる素敵なアイテムですよね。
最近では、ツリー自体が光る光ファイバー(LEDファイバー)タイプのクリスマスツリーが人気を集めています。
しかし、光ファイバータイプにはデメリットもあるのをご存知でしょうか?
今回は、光ファイバータイプのクリスマスツリーのデメリットと、それを解決する方法についてご紹介します。
- クリスマスツリーの光ファイバータイプには「収納場所をとる」「電気代がかかる」「寿命が短い可能性がある」の3つのデメリットがある
- 電飾とLED・光ファイバーの電気代を比較すると光ファイバーは真ん中くらいの費用
- 光ファイバータイプのクリスマスツリーを買うならミニサイズ
- 光ファイバーのクリスマスツリーが光る仕組みと飾る時に注意点
デメリットを解決するならミニサイズの光ファイバーのクリスマスツリーがおすすめですよ。
それぞれ詳しく解説します。
Check>>楽天でレビューの高い光ファイバークリスマスツリーをチェックする
クリスマスツリー光ファイバータイプのデメリットはある?
光ファイバー(LEDファイバー)タイプのクリスマスツリーは、オーナメントや電飾がなくても華やかになって、手軽に飾れるというメリットがあります。
しかし、その反面、以下のようなデメリットも存在します。
- 収納に場所をとる
- 電気代がかかる
- 寿命が短い可能性がある
それぞれ解説します。
①収納に場所をとる
光ファイバータイプのクリスマスツリーは、本体そのものが光る仕組みになっているため、分割してコンパクトに収納できないものがあります。
また、台座部分には電源やコントローラーが内蔵されているため、かさばります。
そのため、収納する場所に余裕がない場合や、押し入れやクローゼットに立てて収納したい場合には不向きです。
購入する前に、家の収納場所とクリスマスツリーが分割することができるかどうかを確認しておくと安心です。
②電気代がかかる
光ファイバータイプのクリスマスツリーは、従来の電球タイプよりも省エネであるという説もありますが、実際にはそうとも言えません。
光ファイバータイプのクリスマスツリーは、LEDライトを使っていますが、その数は数百個から数千個にも及びます。
また、色や明るさを変えたり、点滅させたりする機能も電力を消費します。
そのため、長時間点灯させていると電気代が高くなってしまう可能性があります。
③寿命が短い可能性がある
光ファイバータイプのクリスマスツリーは、本体の中に光ファイバーという細いガラス繊維が通っており、その先端から光を放出しています。
しかし、この光ファイバーは折れ曲がったり、断線したりすると光らなくなってしまいます。
また、台座部分のLEDライトやコントローラーも故障する可能性があります。
一度壊れてしまうと修理するのが難しく、買い替えなければならなくなることもあります。
また、真っ白な光ファイバーのクリスマスツリーは、数年すると光ファイバー部分が黄ばんでくるなど、見た目のキレイさが半減することも。
光ファイバーのクリスマスツリーは1〜2年で寿命が来る可能性があることも覚えておくと、買った後に後悔しないでしょう。
光ファイバータイプのクリスマスツリーのデメリットが気になる場合は、こちらの記事を参考に普通のクリスマスツリーも検討してみてくださいね。

クリスマスツリーを光ファイバーにしたら電気代はどれくらい?
では、具体的に光ファイバー(LEDファイバー)タイプのクリスマスツリーを点灯させたら電気代はどれくらいかかるのでしょうか?
ここでは、一般的な高さ150cm程度のクリスマスツリーを例にして計算してみましょう。
まず、光ファイバータイプのクリスマスツリーの消費電力は、約20Wから30W程度とされています。
これは、一般的な電球タイプのクリスマスツリーの消費電力(約100W)よりも低いですが、LEDタイプのクリスマスツリーの消費電力(約5Wから10W)よりも高いです。
次に、電気代の単価は、一般家庭で使用する電気料金の平均として約27円/kWhとします。
これは、各電力会社や契約プランによって異なりますので、実際にはご自宅の契約内容を確認してください。
さて、これらの値を使って電気代を計算すると、以下のようになります。
【各種クリスマスツリーを1日5時間点灯させた場合】
- 光ファイバータイプのクリスマスツリー(消費電力25W)
- 1日の電気代 = 25W × 5時間 × 27円/kWh ÷ 1000 = 約3.4円
- 1ヶ月(30日)の電気代 = 3.4円 × 30日 = 約102円
- 電球タイプのクリスマスツリー(消費電力100W)
- 1日の電気代 = 100W × 5時間 × 27円/kWh ÷ 1000 = 約13.5円
- 1ヶ月(30日)の電気代 = 13.5円 × 30日 = 約405円
- LEDタイプのクリスマスツリー(消費電力7.5W)
- 1日の電気代 = 7.5W × 5時間 × 27円/kWh ÷ 1000 = 約1円
- 1ヶ月(30日)の電気代 = 1円 × 30日 = 約30円
まとめるとこのようになります。
光ファイバー | 電球 | LED | |
---|---|---|---|
1日の電気代 | 約3.4円 | 約13.5円 | 約1円 |
1ヶ月の電気代 | 約102円 | 約405円 | 約30円 |
このように、光ファイバータイプのクリスマスツリーは、電球タイプよりも電気代が安く済むものの、LEDタイプよりも高くなってしまいます。
また、点灯時間やツリーの大きさによっても電気代は変わってきます。
節約したい方は、点灯時間を短くしたり、小さめのツリーを選んだりすると良いでしょう。
Check>>一般的な150cmよりも小さいサイズの光ファイバーのクリスマスツリーを見てみる【楽天】
光ファイバータイプのクリスマスツリーを買うならミニサイズ!
光ファイバー(LEDファイバー)タイプのクリスマスツリーを買うなら、ミニサイズがおすすめです。
ミニサイズとは、高さが60cm以下程度の小さなクリスマスツリーのことです。
ミニサイズなら、以下のようなメリットがあります。
- 収納に場所をとらない
- 電気代が安くなる
- 寿命が長くなる
それぞれ簡単に解説します。
①収納に場所をとらない
光ファイバータイプのクリスマスツリーは、分割収納ができないものもあり、収納に場所をとってしまうという問題があります。
しかし、ミニサイズならその問題も解決できます。
ミニサイズなら、押し入れに入れたり、クローゼットに入れたり、箱に入れて収納することができます。
また、ミニサイズなら、テーブルや棚の上に飾ることができるので、大きなクリスマスツリーは置けないという方でも問題なく置くことができます。
②電気代が安くなる
光ファイバータイプのクリスマスツリーは、ツリーの大きさに比例して消費電力も増えます。
しかし、ミニサイズならその問題も解決できます。
ミニサイズなら、消費電力は約5Wから10W程度となります。
これは、LEDタイプのクリスマスツリーと同じくらいです。
そのため、電気代も安く済んで、クリスマスの雰囲気を楽しみながら節約できますよ。
③使える寿命が長くなる
せっかく買うクリスマスツリーですから、できるだけ長く使いたいですよね。
光ファイバータイプのクリスマスツリーは、光ファイバーが折れ曲がったり、断線したりすると光らなくなってしまうことがあります。
しかし、ミニサイズであれば、光ファイバーの長さや数が少なくなるため、破損しにくくなります。
また、台座部分のLEDライトやコントローラーも小型化されているため、故障しにくくなります。
そのため、使用できる期間も少しですが長くなります。
真っ白な光ファイバーのクリスマスツリーは1〜2年で黄ばんできます。
黄ばみが気になる方は、黒に近い深緑色の光ファイバーのクリスマスツリーを選ぶことをおすすめします。
光ファイバータイプのクリスマスツリーが光る仕組みとは?
光ファイバー(LEDファイバー)タイプのクリスマスツリーがどのようにして光るのか、気になったことはありませんか?
ここでは、その仕組みと飾る際の注意点を簡単に解説します。
光ファイバーによってクリスマスツリーが光る仕組み
光ファイバータイプのクリスマスツリーは、本体の中に光ファイバーという細いガラス繊維が通っています。
この光ファイバーは、光を内部で反射させて伝える性質を持っています。
そのため、台座部分にあるLEDライトから発せられた光が光ファイバーに入り込み、その先端から放出されることでツリー全体が光るように見えるのです。
また、台座部分にはコントローラーが内蔵されており、それを操作することで色や明るさを変えたり、点滅させたりすることができます。
点滅させる場合は、電流を断続的に流すことで実現しています。
このように、光ファイバータイプのクリスマスツリーは、光ファイバーとLEDライトとコントローラーの組み合わせによって光る仕組みになっています。
クリスマスツリーを飾る際の注意点
最後に、クリスマスツリーを飾る際の注意点をいくつかご紹介します。
どんなタイプのクリスマスツリーでも共通して気をつけたいことです。
- 火災や感電の危険性を防ぐ
- 子供やペットから遠ざける
- 湿気や直射日光を避ける
それぞれ簡単にですが解説します。
スポンサーリンク
①火災や感電の危険性を防ぐ
クリスマスツリーは、LED・光ファイバー・電飾、どれも電気を使って光ります。
そのため、火災や感電の危険性があります。
以下のようなことに気をつけましょう。
- 電源コードやプラグを傷つけない
- 電源コードやプラグを水や湿気にさらさない
- 電源コードやプラグを延長コードや分岐コンセントに繋げすぎない
- 電源コードやプラグを熱源や火気に近づけない
- 電源コードやプラグを結んだり、ねじったりしない
- 電源コードやプラグを引っ張ったり、踏んだりしない
- 長時間点灯させない
- 外出時や就寝時には必ず電源を切る
家で使う他の家電と同様に、火災や感電に注意しましょう。
②子供やペットから遠ざける
クリスマスツリーは、子供やペットにとって魅力的なものです。
しかし、触ったり、引っ張ったり、噛んだりすると危険です。
特に、光ファイバータイプのクリスマスツリーは、光ファイバーが折れ曲がったり、断線したりすると光らなくなるだけでなく、ガラス繊維が刺さったりする恐れがあります。
以下のようなことに気をつけましょう。
- 子供やペットの手の届かない場所に飾る
- 子供やペットが近づかないように注意する
- 子供やペットが触ったり、引っ張ったり、噛んだりした場合はすぐに止める
- 子供やペットがガラス繊維に触れた場合はすぐに洗う
小さなお子さんは、特に注意が必要です。
床置きの大きなクリスマスツリーを置く場合は、ベビーサークルを設置するなど、万が一に備えて対策をしておくと安心ですよ。
\楽天で一番レビューが多くて高評価/
③湿気や直射日光を避ける
クリスマスツリーは、湿気や直射日光に弱いものが多いです。
そのため、飾る時だけでなく収納しておく時も、以下のようなことに気をつけましょう。
- 湿度の高い場所や水滴のかかる場所に飾らない
- 直射日光の当たる場所に飾らない
- 色あせやカビの発生を防ぐために定期的に拭く
スポンサーリンク
クリスマスツリーを光ファイバーにするデメリットは?まとめ
今回は、光ファイバー(LEDファイバー)タイプのクリスマスツリーのデメリットと、それを解決する方法についてご紹介しました。
- クリスマスツリーの光ファイバータイプには「収納場所をとる」「電気代がかかる」「寿命が短い可能性がある」の3つのデメリットがある
- 電飾とLED・光ファイバーの電気代を比較すると光ファイバーは真ん中くらいの費用
- 光ファイバータイプのクリスマスツリーを買うならミニサイズ
- 光ファイバーのクリスマスツリーが光る仕組みと飾る時に注意点
光ファイバータイプのクリスマスツリーは、オーナメントや電飾を必要としないので、手軽に飾れるというメリットがあります。
しかし、収納に場所をとったり、電気代がかかったり、寿命が短かったりするというデメリットもあります。
その場合は、ミニサイズのクリスマスツリーを選んで、電気代を節約したり、寿命を延ばしたりすることも可能です。
光ファイバータイプのクリスマスツリーを買う時には、ぜひ参考にしてくださいね。