〈すずめの戸締まり〉が2024年4月5日の金曜ロードショーで地上波初放送されました。
そんな中で主人公の岩戸鈴芽と、鈴芽に出会う閉じ師の宗像草太のその後が気になった方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では映画〈すずめの戸締まり〉では描かれていない草太と鈴芽のその後を考察してみました。
そもそも2人に恋心はあったのか、結婚したのか解説します。
〈すずめの戸締まり〉草太と鈴芽のその後を考察!
鈴芽と草太は本編のその後どうなったのでしょうか。
この記事では、2人はいずれ結婚する可能性があると考察しました。
まずは、岩戸鈴芽と宗像草太の旅を簡単にまとめてみました。
- 鈴芽と草太は宮崎で出会う
- 鈴芽は草太を追いかけて不思議な扉(後ろ戸)を見つける
- 鈴芽が扉の前にあった要石(白猫のダイジン)を抜いてしまう
- ダイジンはミミズ(地震)を止める役目があるので、元に戻したいが草太を椅子に変えて逃げてしまう
- ダイジンを追いながら鈴芽と草太は各地の後ろ戸を閉じていく
- 東京までダイジンを追ってきたところで、巨大なミミズが噴出
- ダイジンを要石に戻してミミズに刺したいが拒否され、草太が要石となってミミズを封印する
- 鈴芽を追ってきた叔母の環、草太の友人芹澤、ダイジンともう一つの要石サダイジンも合流して岩手へ
- 岩手は鈴芽の実家があった場所で、鈴芽が唯一入れる扉がある
- 扉の向こうは常世と呼ばれる場所で、要石になった草太を救うために常世へ向かう
- 常世の中で椅子の姿で要石になっている草太を見つけて救出
- 草太の代わりにダイジン・サダイジンをミミズに刺して封印
- 「必ず逢いに行く」と言う草太と鈴芽はハグをして別れ、鈴芽は宮崎へ帰る
- 冬になる頃に草太が鈴芽に逢いに来る
本編の最後では、草太が鈴芽に逢いに行き、二人は笑顔を浮かべています。
このことから、二人の関係には明るい未来があるのではないかと想像しました。
新海誠本にはラブストーリー要素があることが書かれている
映画公開時に入場者限定で配布された特典「新海誠本」には、〈すずめの戸締まり〉には3つの柱があることが書かれています。
- 鈴芽の成長物語
- ダイジンによって椅子に変えられた草太と、草太を元の人間に戻すために鈴芽が頑張るラブストーリー
- 災いの元であるミミズが出てこないように、各地の扉を閉めて鍵をかける物語
鈴芽は草太を想う気持ちがあるのは、この設定の時点でも明らかです。
鈴芽と草太はツインレイで結ばれる運命?
鈴芽と草太はツインレイだったという考察があります。
前世では1つの魂だったけれど、現世では2つに分かれている魂のこと
「前世で1つだったのだから、現世でも結ばれるはず!」という考えもあるようです。
本編の常世の世界では、17歳の鈴芽と4歳の鈴芽、草太の3人で親子のように手を繋いで歩く描写があります。
ポスターにもなっているので、とても大切なシーンですが、このシーンからも結婚するのではないか?という考察が盛り上がったようです。
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〈すずめの戸締まり〉草太と鈴芽に恋心はあった?
鈴芽と草太、それぞれお互いに恋心はあったのでしょうか。
鈴芽は草太に初めて会った時に一目惚れ?
鈴芽と草太が出会ったのは、あの坂道ですれ違う時です。
小説版では鈴芽のその時の様子が細かく描写されています。
「きれい」と口が勝手につぶやく
距離が縮まっていくほど鼓動が高まる
など、一目惚れしたのかなと思われる描写になっています。
また、草太の容姿をベタ褒めして「完璧」とも言っています。
さらに、草太に会った後に、友人から「顔が赤い」ことを指摘されたりもしていますので、一目惚れしたのは間違いなさそうです。
草太は鈴芽のことが好きなのか?
本編では描かれない草太が鈴芽をどう思っているのか?については、草太も鈴芽を大切に思っているのではないかと考察しました。
- 草太はダイジンに椅子にされてしまったので、鈴芽と協力しながら後ろ戸を閉じていく
- 要石になった草太を命をかけて救ってくれたのは鈴芽
最初は閉じ師としての役割を果たすために行動していた草太ですが、椅子になってしまってからの鈴芽の存在は大きかったのではないでしょうか。
一緒に行動していく中で絆も深まりますし、何より最後は自分を助けてくれたというポイントがあります。
本編中で恋心がなかったとしても、最後にわざわざ宮崎まで鈴芽に逢いに行っているところを見ると、大切な存在だと考えることができます。
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〈すずめの戸締まり〉草太と鈴芽は結婚した?
鈴芽と草太は結婚したかどうか、この部分は視聴者の想像次第になります。
ですが、過去の新海誠監督作品に登場した主人公クラスの男女では、その後の作品で登場して結婚したことがわかる男女もいます。
「君の名は。」で登場した瀧と三葉は、次の作品「天気の子」に登場して、結婚したと思われる描写がありました。
小説版「天気の子」では、瀧と三葉の結婚式の写真描写もあります。
このことから、鈴芽と草太も次の作品に登場した時には、結婚している可能性が高いと考えられます。
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〈すずめの戸締まり〉草太と鈴芽のその後を考察!まとめ
〈すずめの戸締まり〉で草太と鈴芽はその後どうなったのか、恋心はあったのか、結婚したのか考察しました。
本編中で絆を深めた草太と鈴芽は、最後に再会しています。
鈴芽は草太に対して恋心があったことは明らかで、草太も鈴芽は命の恩人であり、共に戦った同士として大切な存在なのは間違いありません。
その後すぐではないにしても、草太も恋心に変わって、いずれは結婚したのではないかと考察しました。
今回はあくまでも考察で、本編では草太と鈴芽のその後に言及していません。
〈すずめの戸締まり〉の次回作があれば、もしかしたら描かれるシーンがあるかもしれませんので、そちらを楽しみに待ちましょう。